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芸大卒展
天から与えられた彼らの才能と、その出発点をしかと目に焼き付けて参りました。決して悪い意味ではないのですが、身も心もぼろぼろです。なんと言うか、学生が持つとてつもないエネルギーをリアルに感じてしまって。こんなことを言ってる時点で、今自分が逃げ腰でいるのがよくわかります。それでもやっぱり、新しいものを新しい形で表現することへの欲望は確かにあるんですよね。ということで、私の欲望が掻き立てられた作品を何点か紹介させて頂きます。
≫写真

東京造形大学「コト.モノの出会う場所」有馬梨香
 子供を撮った写真です。作者が用意したもの(糸、水風船など)で自 分なり遊んでいるのですが、それはモノやそれらのもたらす行為に感 動を覚える瞬間です。本当に嬉しそうな顔だったり、熱中している真 剣な顔だったり。彼女の創造スタイルや思考がそのまま写し出されて いる気がしました。

東京芸術大学「母と結婚」大出翔子
 インパクトがありました。母と娘がウェディングドレスを着た巨大な 写真パネルとアルバムの展示です。二人の何気ない日常の写真の中に
 口づけを交わしている写真や、ヌードで添い寝しているする写真が混 ざっていたりします。でも全くいやらしさを感じませんでした。


≫絵画、グラフィック

多摩美術大学「去るもの 残るもの」加藤育実
 技法が面白かったです。ドアの絵を半透明のアクリル版に印刷し、そ れを2、3枚重ねて厚みのある太い木枠に入れていました。少しずつ違 うデザインのものが3つ一列に並べてあります。相反するものが透明 感と重厚感で表現されているのだと思いました。同時に、「相反する もの」は常にセットであるということを改めて感じました。

東京芸術大学「このはしわたるべからず」大野百世
 シルクスクリーンのコラージュ作品。同音語をコミカルに風刺したも のです。たとえば「せんとう」。富士山が描かれているようなよくあ る日本の銭湯に、戦車と兵士がコラージュされていたりする。おちお ち湯船にもつかれないです。花粉症なんでしょうか、プロレスマスク にマスクしてたりもしました。好みでした。


≫彫刻

多摩美術大学「<真実の告白>肯定的な在り方」
 彫刻の域は越えています。彫刻に映像と音声を取り込んだ作品です。 真っ白な顔面の彫刻に、プロジェクターで男性の顔を投影させていま した。口元がかすかに動いていて、男性がなにかぶつぶつとしゃべっ ています。視界に入った瞬間ドキッとしてしまいました。発想と作品 名に脱帽です。


≫デザイン

東京造形大学「ある卓上の料理」杉本瑞穂
 ある料理をアルファベットと数字と色を用いてマーク化したグラフィ ック作品です。海外の地下鉄では一般的な路線名や駅名の識別標識を 食材に転換したものです。カンバスをお皿に見立て、識別標識が並べ られています。一緒にお品書きとして、それぞれのアルファベット、 数字、色に当てはまる食材の一覧が置かれています。それを読み解  くことで初めて何の料理か判明するという。手の込んだ料理ほど識別 も難解になるのでしょう。スターバックスのメニューとかにつかえそ うですよね。カフェオレの材料と割合くらいなら一目でわかるかも。


本当はまだまだ紹介したいのですが、今度のゼミにでも発表します。早いとこテーマに見つけて、完成度の高いものつくりたいです。がんばりましょう。
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2005.02.23 (21:37) trackback(0)comment(0)
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